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みんなの部屋5   


目次
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花様年華
天使のくれた時間
ハリーポッター賢者の石
トラフィック
15ミニッツ
スパイゲーム
さらば、わが愛/覇王別姫
WASABI
マレーナ
オーシャンズ11
ロード・オブ・ザ・リング
プライベイト・ライアン
ビューティフル・マインド
ドメスティック・フィアー
ムーラン・ルージュ
シッピングニュース



花様年華(2000 香港)

監督:ウォン・カーウァイ
出演:トニー・レオン/マギー・チャン
     

1962年香港 新聞社の編集者の チャウ(トニー・レオン)と、商社で秘書として 働く チャン(マギー・チャン)は、同じ日にアパートに引っ越してきて隣人として出会う。

互いの妻と夫が不倫関係にあることに気づいた二人は、そのことを話し合う為に密会を重ね、時間を共有するようになり、 いつしか互いに惹かれるようになり想いを募らせるていくというラブストーリー

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60年代の香港が舞台で、当時の香港は住宅事情が悪く、4〜5部屋も有るアパートの持ち主は、 それぞれの部屋に間借り人を置いていたみたいですね。玄関 台所 リビングは共用 だから各部屋にカギは有るもののプライバシーは無いも同然   そんなアパートに

部屋を借りた既婚者の男と女が互いに想いを募らせていくんですから、狭い空間での人目を憚る恋 濃密で  やるせなくて胸にじんとくるんですよ〜外での逢瀬も有るんだけど、

帰宅は人目を気にしての時間差帰宅 だからより燃え上がるのかも。 不倫関係にあるお互いの伴侶の顔は存在だけちらつかせ映像には出さず階段場面を繰り返し映すなど、不満な方もいるかもしれませんね。

大人の恋を描いた「ことの終わり」と同じように、この映画でも雨のシーンが多くそれがムードを高めて  大人の恋には雨がお似合いなのかもね。この映画の公開された時の監督出演者のインタビューによると、もっとラブシーンや ベッドシーンも有ったとか それが全部カット

されたそうで、カットされていなかったら又違った映画になっていたのでしょう。 ちょっと残念 穴に自分の秘密を囁きそれを埋め込んでおくという話を、トニーが友人に話すシーンが有るんだけど、ラ ストでトニーが寺院の壁の穴にそれをするんです。とっても悲しく切なくなりましたね。 これは彼女と出会って3年後

ラストに延々と出る言葉 ビデオならでは 写しとりましたぁ(^0^)『男は過ぎ去った年月を思い起こす  埃で汚れたガラス越しに見るかのように過去は見るだけで触れる事は出来ない 見える物は総て幻のようにぼんやりと・・・』切なさと、 焦れったさの入り交じった大人の

恋を描いた映画 こんなムードの映画も私は好きですね。  それとマギー・チャンのチャイナドレス姿の妖艶なこと この映画では25着ほど着たそうです。

            ★スターダスト。・∴・。゜☆ 2001.11.25 


天使のくれた時間 (2000 米)


監督:ブレット・ラトナー
出演:ニコラス・ケイジ/ティア・レオーニ

ニコラスケイジの新作ビデオ「天使のくれた時間」みましたよぉ。
もし, あの時違う道を選んでいたら・・・大手金融会社の社長として、 優雅な独身生活を送るジャックは、13年前に恋人ケイトの頼みを振 り切ってロンドンへ旅だった。「たとえ100年離れていても僕らは 変わらない」と言い残して・・・しかし、ふたりは別々の道を歩 み、

ジャックは今の生活に何一つ不自由もないと思っていた。 天使のいたずらなのか?夢なのか?目覚めるとかたわらにケイト が、そして二人の子供、貧しいけれど愛のある生活、ジャックはと まどいながらも何が人生には大切なのか気づき始める。

ごくごくありふれたラブファンタジー。ニコラス・ケイジファンに はうれしいクリスマスプレゼントのよう。彼のたくましい肉体美も たっぷり(@_@)スーツの似合う気品ある社長&セーターの似合う小 さな小売業のおじさんと二つの顔のニコラスが魅力的。 あの時、別の男性(女性)と結婚していたら・・これは誰でも夢見 る永遠のテーマなんでしょうね。                のぞみ2001.11.27 


ハリーポッター 賢者の石(2001アメリカ)

監督:クリス・コロンバス
出演:ダニエル・ラドクリフ/ルパート・グリント

12月1日の公開日にはそのフィーバーぶりにニュースにもなったほ どの映画ですから主人公の眼鏡をかけた少年ハリー・ポッターの 顔はもうご存知でしょう。もちろん 全世界で大ベストセラーに なった J・K・ローリングの童話「ハリー・ポッター」シリーズの 映画化で す

けど、原作は読んでいませんでした。子供も楽しめる(子供向け ?)映画らしく、登場人物の性格もはっきりしていて台詞もわかり や すかったです。それでいて 最新の

VFXで登場する魔法の世界はス ピード感もあり、ほうきにまたがって空中を飛び回るシーンなど 目が回りそう。 この映画を見た後、原作が読みたくなりました。 いじわるな叔父夫婦に育てられた みなしごの少年が11歳の誕生日   自分が魔法使いである事を知らされる。 そして ホグワーツ魔法学校へ入学、学校生活を楽しみ、

勉強して いくうちに  自分が偉大な魔法使いの素質を持っている少年だと知 る。 そのうち 友情を育てて協力し合って悪と戦う。 比較的単純なス トーリーですが・・・ 私は結構

 ハリポタの世界にはまってしまいました。 魔法使いになりたい・ほうきに乗って空を飛びたい・ 好きなテレビゲーム(ドラゴンクエスト・エリーのアトリエ) に出てくる  

ドラゴン・トロール・賢者の石 そんなファンタジー な世界が 映画の中で次々登場してきます。 素直に子どもに戻って楽しめた映画でした。ポッターの仲良し3人 組の少年・少女もとてもかわいらしい。 物語の舞台はイギリスですので、クラシックで歴史を感じさせる建 物・駅・風景が多く登場してきます。

キングズ・クロス駅・グロスター大聖堂・エジンバラ城・・・・・ 英国魔法の旅 行ってみたいですね。 夢がまた一つ増えました。 家へ帰り、庭ほうきを見て つい「あーーぷ!」と 叫び  乗りた くなった私って・・・やっぱり変なおばさんかしら(^^;; 夕食の支度も 杖をひとふりしたら豪華な食事が(@_@)    やっ ぱり魔法使いになりたいわ〜

のぞみ 2,001.12.7


『ハリーポッターと賢者の石』(2001年米)


小父さんの家で育ったハリーは11歳の誕生日の時、自分が偉大な魔法使いの両親の子供だと知る。フクロウが手紙を運んでくるシーンは印象的だった。

魔法使いのための寄宿学校 ホグワーツの生徒になり、闇の魔法使いヴォルデモートとの対決に挑むというのが大筋なんだけど。劇中思いもよらない魔法の数々を見ているとなんかとっても楽しくてワクワクしちゃう。

勿論、箒で飛び回るシーンもね。出来ることならあたしも箒に乗って飛び回りたい。 そして何と云ってもハリーポッター役のダニエル・ラドクリフが可愛い。でもでも、友達役のルーパート・グリントは愛嬌のある顔でなんともいえず、つい苛めたくなっちゃう ふふ。

もう一人ハーマイオニーがなんといってもかわいかった!おませな役でとても10歳とは思えない! ドアーや窓の鍵が開かないときはこんな呪文があるんだよ。
「アロホモーラ」どうですか?開きましたか?
と、言うわけで面白い映画でした。次回作が楽しみです。

                      2002.10.18 さといも
 

『トラフィック』2000 アメリカ


監督:スティーヴン・ソダーバーグ
出演:マイケル・ダグラス/ベニチオ・デル・トロ

メキシコのティファナで麻薬組織を摘発に当たる刑事(ベニチオ・デルトロ)に国家治安責任者の将軍が接近する。 だが力を合わせて麻薬と闘うはずが、刑事は将軍の権力の道具とされ、麻薬組織同士の抗争に利用される。

アメリカ、サンディェゴで密輸業者として摘発されたカルロスの妻(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)はそれまでの友人も社会的信用も総て失い妊娠した身で途方に暮れる。

彼女の夫を摘発した麻薬取り調べ局の刑事たちは、麻薬の密輸がそんな努力など問題にならないぐらい巨大だという現実を突きつけられる。

ワシントンで、麻薬取締最高責任者になった判事(マイケル・ダグラス)は麻薬との戦争が政治家の人気取りでしかないのを思い知るが、それでも麻薬と闘おうとする彼の16歳の自分の一人娘が依存症になっているとは夢にも思っていなかった。

この3つのエピソードが平行したり絡まり合ったりと・・・・ややこしくて(^^ゞポリポリ 

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麻薬コネクションの抗争は、見ていてもどちらがどうか血の巡りの悪くなったオツムじゃ???が多いこと一応それぞれのエピソードを色分けしてるらしいんだけどメキシコだけはセピア色だし、言葉がスペイン語でこれは
わかりやすい(^_^)

主人が麻薬密輸の大物だったという真実を知った妻の豹変ぶりには驚かされます そのうち夫を牛耳るのでは。判事とその娘のエピソードも変にお涙頂戴にならず、立ち直る彼女を見てほっとしました。ドラッグに蝕まれるアメリカの病んだ一面 これはもう麻薬コネクションの根絶しかないんでしょうね。

麻薬取締局の刑事達がこの問題は巨大すぎて・・・ という通り 映画を観ている私たちにとってもそう思えますね。この映画でアカデミー賞男優助演賞受賞したベニチオ・デル・トロいい味だしていて良かった〜 それとマイケル・ダグラスも良かったですね。

スティーヴン・ソダーバーグ監督は自らカメラを担いで撮影しているとか、メキシコのシーンに多いんだけど画面が揺れて少々見づらい部分も有りましたよ。あちこちに話しが飛ぶので頭の交通整理が大変(^_^;)でも見応えは有りました お薦め出来るかどうか(~o~)


★スターダスト。・∴・。゜☆ 2001.1.16   TOP上へ


『15ミニッツ』 2001 米


監督:ジョン・ハーツフェルド
主演:ロバート・デ・ニーロ/エドワード・バーンズ


デ・ニーロがマスコミをあやつる知能犯と知恵比べが見物のサスペンスアクション映画。主役が殺されちゃう。なぬーー とお思いでしょうが、作り側はちゃんと計算に入れて、その後も二転三転と見せ場はございます。

誰もが15分だけなら有名になれる。メディアの操り方を知り尽くしているニューヨーク市殺人課の刑事エディ(デ・ニーロ)は15分どころか、長いこと敏腕ぶりで知れた超有名人。

所々でカメラが出てくるよ。ところがマスコミ大好き人間を演じるデ・ニーロは私生活ではマスコミ大嫌いで有名だっていうから面白いよね。

その彼が凶暴で神出鬼没の知能犯の二人から挑発をうけるんだ。この凶暴な犯人は、エディーの名声を利用してマスコミをあおり、殺人で天罰を下したヒーローを気取る卑劣なヤツ等なんだ。(-.-)アホズラガァ 

エディーと一緒に犯人を追いつめていく、放火調査員(エドワード・バーンズ)もなかなか格好よかったよ。主役が早々と殺されちゃう映画って、ちょっと面白いじゃん。

               さといも 2002.16    TOP上へ


スパイ・ゲーム』(2001・アメリカ)


監督:トニー・スコット
出演:ロバート・レッドフォード/ブラッド・ピット

消息を絶っていたCIA情報員ビショップ(ブラッド・ピット)が、中国当局に逮捕 された。 ビショップは、ミュアー(ロバート・レッドフォード)が、彼のスパイとしての素質を見抜き スカウトし総てを教えた愛弟子なのだ。  CIA情報部

は、引退間際の彼の元上司ミュアーを召還してビショップの中国での 目的を探ろうとする。 一方、彼らが政治的理由でビショップを見捨てようとしてるのを知った

ミュアーは 愛弟子の救出に向けて、処刑される迄の残り時間24時間をCIA上層部を相手に ビショップ救出にに向けて動きだす ****************************************************************************

よく似てると云われ、監督と俳優としても師弟関係のロバート・レッドフォードと ブラッド・ピットの初共演のスパイ・サスペンス 期待して観たけど少々期待 はずれでした(@_@) スパイ映画にしては、ハラハラ ドキドキ 手に汗握るというスリルが希薄に 思えましたね。 強いて云

うなら、ファーストシーン。 医者に化けて救急車で刑務所に乗り付け ある人物を救出はしたものの、あと一息のところで警備員に行く手を阻まれ捕らえ られて・・・ と この冒頭のシーンはスリル満点 面白かったけど・・・  ビショップを一人前のスパイに育てあげ、何故彼

がミュアーから離れて行ったかを、回想 シーンで見せてくれるんだけど、あんまり迫力ないな〜 うるさい情報部を向こうに回しての頭脳作戦 これが見所かもね。 レッドフォードに花を持たせた映画とも云えそうで・・・ 二人の友情?を感じさせるシーンで印象に残ったシーンでは ミュアーの誕生日に プレゼントを渡すシーン、

ブラピの少し恥ずかしそうにプレゼントを渡す表情  これはもう可愛いっ!!(*^^*) 7つも違う誕生日のデータがある中から調べて渡すんだから レッドフォードおじさんも それは嬉しそうで・・・ その 朝食に行く前髭を剃ってるレッドフォードをブラピが からかうと「君にモテたい」な〜んちゃって

(*^^*)オイオイ というワケで、スパイ映画を期待して観るには少々物足りなく、二人のファンに とってはまあ顔を見るだけで満足ってとこかなぁ(~o~)ホヘ あの2枚目のレッドフォードも寄る年波には勝てませんね チリメン皺が・・・(;_;) でもそれを補うだけの渋さかっこよさはまだまだ健在でしたよ。               
            ★スターダスト。・∴・。゜☆   2002.2.1 

『さらば、わが愛/覇王別姫(ハオウベッキ)』(93・香港)


監督:チェン・カイコー
出演:レスリー・チャン/チャン・フォンイー/コン・リー

1925年 9歳の少年小豆子が娼婦の母親に連れられ、京劇養成所“喜福成”へやってきた。娼婦の子といじめられる彼を唯一かばってくれたのは、小石頭だった。厳しい修行を耐えてやがて二人は成長し、女性的な小豆子は女形に 男性的な

小石頭は男役に決められ、それぞれ名前も 程蝶衣、段少楼と名乗り有名スターになっていた。1937年 少楼は遊郭の遊女 菊仙(コン・リー)と愛し合い結婚する。 少楼に人知れぬ想いを抱いていた。

蝶衣は絶望し、2度と共演しないと捨てぜりふを吐き、彼の元を去った。1949年 蝶衣は街で西瓜売りをしている少楼と再会し和解 再び舞台に立つ。だが京劇は変革を求められ・・・

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第二次世界大戦、文化大革命を背景に、3人の波乱に満ちた人生を 美しい
京劇の世界と共に描いた 感動の作品でした。

京劇の役者になるための厳しい修業 恵まれない家庭の子を集めて寄宿舎
での生活 どれをとっても一人前の役者になる大変さを見せてくれます。
 
蝶衣と少楼の同性愛的な愛情(これは蝶衣の方に云えるのだけど・・・)も
描かれていて、慕っていた少楼が結婚すると知った時の蝶衣の取り乱す姿は
切なくもの哀しくて・・・(;_;)

それにしても文化大革命の怖さ!!「ラストエンペラー」でもこの恐怖は
見せられたけど、今になって思えばあれは一体何だったのか 悪夢としか
云いようがないですね。

レスリー・チャンが兎に角美しい!!

だいぶ以前の映画で、もうご覧の方も多いのに今頃観て感動してるなんて
遅れてますね(^^ゞ 観た方が良かった〜と云っていたの納得した映画でした。


        ★スターダスト。・∴・。゜☆ 2002.2.1 

『WASABI』2001 フランス


製作・脚本:リュックベッソン
監督:ジェラール・クラヴジャック
出演:ジャン・レノ/末広涼子

リュック・ベッソン プロデュース 世界のジャン・レノが日本の広末涼子と共演、 話題もなにかと多い「WASABI」を見てきました。 強引な捜査でいつも問題を起こしている パリ市警の刑事ユベール(ジャン・レ ノ)。

19年前突然 姿を消した恋人の日本人女性・訃報の 連絡を受ける。彼女との思い出を胸に日本へ行くと、恋人と彼との間の娘ユミ(広末涼子)の存在を知らされ びっくりそしてとまどうユベールなんです。その娘は 奔放な金髪ギャルで 彼女に振り回されっぱなしの彼。

恋人が残した謎の大金をめぐって二人は事件に巻き込まれていくのですが・・・。 これって、コメディかもしれません。ストーリーも単純、物語設定も適当。日本が舞 台なんですが 日本人が見ると おかしな場面が所々で出てきます。突き出しとして 山盛りの「WASABI」が出てきて ジャン・レノがそのまま食べるシーンもあるんですよ。

ジャン・レノと広末涼子の親子コンビがなんともユーモラスで楽しいし 弾けた広末 が、とてもかわいいのです。ぶっ飛んだ衣装もご愛敬でしゃれているかもしれません。「TAXI2」に出ていたミ シェル・ミューラーが脇役で出ていますが笑わせてくれます。

「リュック・ベッソン&ジャン・レノ」コンビの映画と期待すると少しがっかりする かもしれませんが 肩の凝らない コメディ&アクション活劇として見ると楽しめますよ。

のぞみ 2002.2.8. TOP上へ



『マレーナ』2000年 イタリア・アメリカ合作


監督・脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演:モニカ・ベルッチ/ジョゼッペ・スルファーロ

町一番の美女、マレーナ。 若者も老人も、主人公の少年も彼女が町を歩く姿に見とれ、妄想にふけるのだった。だがいくら男たちの熱い視線を集めても、マレーナは浮かぬ顔でただ歩いて行く。

新婚の夫は遠い戦地へ 彼女は目の見えない教師の父親の世話に明け暮れる毎日。ある日夫の戦死の報が届く。 無力な彼女は男たちの手にかかり、戦局の変化とともに転落していく。主人公の少年は、そんな彼女を救いたくても為すすべも無く胸を痛めて眺めるだけだった。

        ****************************************************

(スターダスト)
私の感想聞きたいなんて、なんや宿題貰ったみたいで・・・(^○^)やっと昨夜観ましたよ〜お二人の仰る通り、思春期の男の子の年上の美しいお姉さんに憧れる想いがよく描かれてましたね。

(のぞみ)
イタリア映画らしい、おもしろい映画ですよね。 イタリアの男性の異性に対する気持ちがストレートなのは、思春期の 頃からなのかな。お姉さんの悪口を言う人たちに 陰でこっそりとい たずらをする少年 おもしろかったーー

(スターダスト)
夜毎の妄想も、でもあれは女性には理解出来ないけど〜(~_~)美し過ぎる故に男たちの好色な目に晒され、女性たちからは美しさへの嫉妬 亭主が取られるのではないか などの思いが交差するのか あの意地悪な目 純粋に憧れる少年の目 と夫々の「目」が面白かった。

(かよこ)
さすがおねえさんの目の付け所は違うね、いかにもイタリア映画って感じですよねえ。

(スターダスト)
それとあの父親 なんと話せるんでしょう 普段は何かというと暴力をふるって怒ってる父親が、祈祷師のところに連れて行かれた息子を、治すにはこれだと いかがわしい所に連れていくでしょ

やっぱり男親はようわかっとる なんて変な所で感心したり(@_@)シチリアの女は 強い!!怖い!! あのマレーナへの衆人環視の中の集団での暴力 凄まじい〜 でもそれ以上に強いのはマレーナ あれだけの酷い仕打ちに遭ったへ主人と一緒とはいえ、戻ってくるんだもんね。

(かよこ)
ず〜と以前に見た「ライアンの娘」の中でも、ちょうど同じように集団暴力にあい髪をジョキジョキ切られるシーンがあったような・・・

(スターダスト)
劇中ひたすら歩くマレーナ さすが元モデル歩く姿も絵になる〜なんて・・・ アハハハ ナンヤコレ

(かよこ)
あまりに美しいが為に廻りからの嫉妬も、そんな経験してみたかった! 馬鹿ッ! ハハハハやっぱりイタリア映画って良い! 好き!

(のぞみ)
マレーナの歩く姿を 堤防にすわって眺める少年達 絵になってますね。マレーナも見られているのを意識しているから 余計に歩く姿が美しいのかな。

若き頃の私を、少年のように黙ってずっとみつめていてくれた人が誰 かいたかしら? そんな人はいるわけない (。_゚☆\ ベキバキ

(スターダスト)
エンニオ・モリコーネの音楽も、とっても良かったね。以上 遅くなったけど宿題提出で〜す。 余談だけど、行きつけのレンタル屋 まだこれ新作なんよ

★スターダスト。・∴・。゜☆ かよこ のぞみ 2002.2.27.


『オーシャンズ11』2001 アメリカ

監督:スティーブン・ソダーバーグ
出演:ジョージ・クルーニー/マット・デイモン/ブラッド・ピット/ジュリア・ロバーツ ほか

ラスベガス大通りの地下200フィートにある巨大金庫から、一億五千万ドルを盗み出せ!!
そんなとてつもない現金強奪計画のために11人のプロフェッショナルが終結した。

それぞれ自分のスタイルと美学を持つ男たちが冷酷非情なホテル王から、これまた厳重な巨大金庫から現金を奪う。さぁ 秒読み開始だ!!!

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(スターダスト)
豪華な顔ぶれと、娯楽作品としての面白さ 本物のカジノを使った舞台 ラスベガスの華やかな夜景の映像 とっても素敵 音楽もこれ又素敵と、云うことなし(^_^)

(のぞみ)
やっぱり〜(^_^)  あの映画を見た後、ラスベガスへ行きたいと思いましたよ。 (まっ 絶対に無理でしょうね(^^;;  それだけ映画がおもしろく、雰囲気を楽しめた・・と言うわけです。

(春蘭)
ラスベガスの夜景きれですね 音楽も懐かしい曲が流れて 楽しい映画でした。

(のぞみ)
 私はラスト近くに出てきた ホテル「ベラージオ」の巨大噴水ショー の場面がとても印象的でした。流れる音楽もそれまでのテンポの速い 音楽から一転して「月の光」でしたし・

(スターダスト)
ただへそ曲がり感想としては、ストーリーが余りひねりがなく、ストーリーの面白さでは「スナッチ」の方が面白かったな〜(なんで此処でスナッチが出るの?フフフ)オーシャンを筆頭に、それぞれが特技を生かした役を楽しそうに演じ、ブラピは食べてばっかりだったけど(^0^)楽しい映画では有りました(^_^)

(さといも)
騙されたところが最高だったなぁ、ガルシアが爆発した巨大金庫の前でボーぜんとしてるところとか、飛行場の場面では、ああ あの場面がここに繋がるのかぁーー とか,面白かった。それに暴力場面がなかったことと、人が死なないのもいいね。

(スターダスト)
可愛いブラピに会えて嬉しかったしな〜(~o~)ホヘ 今年38歳になるというのに、あの少年っぽい表情は・・・ 目にありだな(^0^)アハハハ すんまへん(^^ゞ ここで面白い話を ブラピが

チョイ役で出て、あの俳優は誰?と女性達の注目を集めた映画『テルマ&ルイーズ』この役のオーデションにジョージ・クルーニーも応募していて、落っこちたそうですよ(^0^) 男っぽいクルーニーに痺れた人もいるかもね(^_-)

(春蘭)
ハイハイ 私です(*^o^*) 節操ないなぁ。

(さといも)
オバカなわたし、笑ってください。春蘭さん怒ってちょうだい。何を勘違いしたか、ジョージ・クルーニーとアンディー・ガルシアを間違えてね、オーシャン役を何でもっと有名な俳優を宛てないんだぁ、と清美さんに言ってしまった。(-.-)アハ

でね、ガルシアのことをジョージ・クルーニーってきよみさんに教えるし、もう最悪(-.-)バカ!!あっ 映画は、なんてったってギャング、強盗、泥棒映画大好きですからねぇ、もう面白かったよぅ。ブラピの「ドクターです」「ご臨終です」ははははー 思わず笑ってしまったぁ。

★スターダスト。・∴・。゜☆ のぞみ 春蘭 さといも 2002.2.28 


『ロード・オブ・ザ・リング』2001 米

監督:ピーター・ジャックソン
出演:イライジャ・ウッド/ヴィゴ・モーテンセン/リブ・タイラー

欧米では公開されるやいなや記録的な大ヒットとなったそうです。日本でも3月2日の公開前から 連日 テレビCM 新聞・雑誌の特集記事 そして2002年度アカデミー賞13部門ノミネートされ話題を呼んでいますね。

前評判が高い映画は 以外と拍子抜けする場合が多かったんですが「ロード・オブ・ザ・リング」は 予想していた以上に おもしろく とにか

くすごい映画だと思いました。3時間近い映画なのに、長さは全く感じませんでした。ファンタジー&冒険の世界を違和感なく見事に描き出し、その世界にひきこまれるようでした。

この映画の原作「指輪物語」の影響を受けて誕生したと言われるテレビゲーム「ドラゴンクエスト」のファンタジー&冒険の世界 そのままなんです。ドラクエ大好きの私にはたまりませんでした。

幻想的な美しい草原・激しい吹雪の険しい山・深い森 主人公から指輪を散り戻そうと次々と襲ってくる悪の手先 映像も美しいし 戦闘場面も臨場感にあふれています。CGの技術はすごいですね。

主人公は平均身長1メートルそこそこのホビット族のフロド イライジャ・ウッドが演じてますが 青い眼が素敵なんですね。仲間の一人 エルフ族のレゴラス役のオーランド・ブルームは すっきりした顔立ちの美形 またまた お気に入りの男優みつけました(^o^)

文庫本で9冊もある長い小説の映画化ですので 話の展開は早く、ファンタジー独特の世界観の映画なので とまどう人もあるかもしれませんね

この映画は 三分作のうちの第一作 物語途中でエンディングになります。それを知らなかった私は 「えっ?終わりなの?」 とびっくり。 来年・再来年と次々続きが公開されるそうなので 次回作が待ち遠しいです。

のぞみ  2002.3.1 



『プライベート・ライアン』98年 米

監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス/エドワーズ・バーンズ/マット・ディモン

アカデミー賞(1998年)第71回 監督賞(スティーブン・スピルバーグ)
撮影賞(ヤヌス・カミンスキー)

ゴールデングローブ賞
(1998年)第56回 作品賞(ドラマ部門) 、監督賞(スティーブン・スピルバーグ)

1944年、ノルマンディー上陸作戦に参加していたミラー大尉は3人の兄を失い、兄弟最後の生き残りである ライアン二等兵を救うという任務を負わされた。7人の精鋭を揃え危険な前線へ救出に向かうが、 仲間が危険にさらされ彼らは任務に疑問を感じ始める・・・。

冒頭30分の一連の場面では、ノルマンディ上陸作戦のおける最激戦地を、想像を絶するほどリアルに表現し。 観客の度肝を抜いた。鋼のような精神力と、決断力を必要とされるミラー大尉役を 「ユー・ガット・メール」のトム・ハンクスが熱演。
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見ようかどうしようか ずっと迷ってました かなり 刺激的と聞いてましたので・・ スピルバーグ監督のコメントでは,戦争のむごさを 訴えるためにも必要だったとのこと。 浜に打ち寄せる波が 死んだ兵士の血で真っ赤なの むごたらしい場面が多くあったけど 最後まで引き込まれる。

ようにみてしまいました。救出されたライアン2等兵(マット・ディモン)が その後幸せな人生を過ごしたことが この映画の救いかなぁ。トム・ハンクスのミラー大尉は 任務に忠実 冷静沈着で  とても良かったぁ・・(*^o^*)


春蘭  2002.3.19 


『ビューティフル・マインド』2001.アメリカ

監督:ロン・ハワード
出演:ラッセル・クロウ/ジェニファーコネリー/エド・ハリス

アカデミー賞(2001年)第74回
作品賞 、監督賞(ロン・ハワード) 、脚色賞 、助演女優賞(ジェニファー コネリー) 、
主演男優賞ノミネート(ラッセル・クロウ)

ゴールデングローブ賞(2001年)第59回
作品賞(ドラマ部門) 、脚本賞(アキバ ゴールズマン) 、主演男優賞(ラッセル・クロウ) 、
助演女優賞(ジェニファー コネリー
(花水木)
「ビューテフル・マインド」見てきました。

一言でよかった〜〜! 内容はあれこれ宣伝てますし アカデミー賞4部門受賞し ましたし 大体はご存知と思います。 現在もプリンストン大学で教えているという天才数学者 ジョン。ナッシュの半生を描いていますが サスペンス風でもあり とにかく 素晴らしい! ラッセル・クロウ、さすがアカデミー

主演男優賞候補に なっただけあります。あの派手なグラディエーターより ずーといい感じ。20代から70代までを演じています。 ディンゼル・ワシントンも好きですし まだ映画も見て ないのでなんともいえませんが 私だったら演技に苦労 したクロウにあげたかった いえあげてもいいほどいいです。          春蘭さん、お薦めですよ(^_^)

(のぞみ)
文句なしにおもしろくて感動的な作品ですよね。「ビューテフル・マインド」という 優しい題名からは想像できないスリリングでショッキングなジョン・ナッシュの半生 彼を支えつづけた妻・・・・私 もう ぼろぼろ泣いちゃいました。

(花水木)
うん、うん、久ぶりに私も泣いちゃった。

(のぞみ)
この映画の R・クロウ、今までの映画と全く違う印象でした。今、一番旬の俳優の彼が あのような役柄はびっくり。でも彼の演技は見事でしたね。レインマンを演じたダスティ・ホフマンを思い出しました。私も R・クロウに主演男優賞もらってほしかった。ストーリーの意外な展開にびっくりですよ。お楽しみに。ますます クロウ様が好きになるかもね(^^)

この映画は、作家シルビア・ネイサーが書いたナッシュの半生記「ビューティフル・マインド」がベースになっていて 映画とは内容が少し違う ということで 噂になった とどこかで読みました。現実は、映画よりもっと厳しく 大変だったと思います。R・クロウが主演男優賞を取りそこなったのもいろいろあったとか・・ネットサーフィンで噂話を読んでいると あるわ・あるわ!

(スターダスト)
アカデミー賞受賞式会場に ジョン・ナッシュご夫妻も 来ておられましたね。 先日の朝日の夕刊に、沢木耕太郎のこの映画についての 批評が載ってましたが、批評は兎も角 別の事でお気の毒 だな〜と・・・ 息子さんも精神を病んでいらして、老いたご夫妻がその 看病をなさってるそうです。

(春蘭)
ビューティフル・マインド 行ってきましたよ やっぱり良かったぁ。主演男優賞とれなかったのが不思議 ひいきの引き倒し?若い時から 老年までの変身ぶりみごとでした。人との付き合いが苦手だと おずおずした様子が ういういしくて純粋な感じが良く出ていたと・・・(*^o^*)

のぞみさん途中から ええっ!そうだったのという縦椅ーの展開にはびっくりです 天才的な頭脳を 諜報機関に利用されて可愛そうなんて思ってみていた単純な 私なのです。

花水木さん グラディエーターの彼よりよかったですよ ホントニ これも 独断と偏見ですかねアハハ  分裂症(今は この言い方いけないのですね)という病気も 。治療可能になったとはいえ 社会復帰には家族の支えが 不可欠だと・・ 妻の愛情の深さ寛大さ だれでもできることではないですね。

2002.4.8 花水木、のぞみ、スターダスト、春蘭  


『ドメスティック・フィアー』2001(米)

監督:ハロルド・ベッカー
出演:ジョン・タラボルタ/ヴィンズ・ヴォーン


ドメスティック・フィアーを観ました。ジョン・トラボルタ出演のサスペンスで面白かったです。 ストーリーは離婚した夫婦の妻が再婚した相手が犯罪者で、養父の殺害をみた息子が父に助けを求めるが、脅されて何も出来なくなるんだけど 実の父親が真相究明に乗り出して息子を助ける話です。

ジョン・トラボルタが良きパパを演じてました。この映画は親が離婚や再婚する時の息子の気持ちを訴えていて、 アメリカでの家庭内問題を採り上げているように思いました。

            松下 2002.4.16 



『ムーラン・ルージュ』(2001 アメリカ)

監督・脚本:バズ・ラーマン
出演:ニコール・キッドマン/ユアン・マクレガー

  ◎74回アカデミー賞 最優秀美術賞 最優秀衣装デザイン賞 受賞


オーケストラボックスの指揮者のタクトに合わせて真っ赤な緞帳が開くと、 先ずはタイトル、配役 そして 「ムーラン・ルージュ」の豪華絢爛なミュージカルの舞台へと・・・ これはバズ・ラーマンの「ダンシング・ヒーロー」「ロミオ&ジュリエット」 に次ぐ「レッド・カーテン」シリーズ3作目とか。

舞台は1890年パリ 作家志望の純な青年クリスチャン(ユアン・マクレガー)がムーラン・ルージュの売れっ子の歌姫で高級娼婦でもある美しいサティーンニコール・キッドマン)との恋の顛末を語りはじめるのです。

このストーリーは、「椿姫」と「オルフェウス神話」(これは未読です)
から、クレイグ・ピアースが脚本を書いたもの

映画の見所は、キッドマンとマクレガーのデュエット フレンチカンカンの派手な踊り 俳優100人とエキストラ400人のダンス 壮観ですね。

少々猥雑且つ目まぐるしいほどの豪華絢爛の舞台 色彩も派手なミュージカルを堪能できるのです。ミュージカルって突然歌い出すというのが多くて、あれが嫌で余り観ないんだけど、この映画では自分の感情を歌うという だから違和感がなくて良かったなー

セットも結構凝っていて、古いパリの町並みをCGで再現 最近の凄いCGを見てる目には少々チャッチィ でも意識してこんなCGにしたんでしょうね。

とにかく目が回るというか圧倒されっぱなし ムーラン・ルージュということでロートレックまで出てきて、これには唖然 ま、コメディ色も有るから余り気にしないこと。

時代は1890年なのに歌う歌は、現代のポップソング 聴いたことのある曲の数々(曲名が分からないのは歳のせい(^_^;))辛うじて知っていた曲は オッヘンバッハの「カンカン」 二人がデュエットしていた エルトン・ジョン 懐かしいロジャース&ハマンスタインの3曲 

ユアンの歌は以前「ベルベット・ゴールドマイン」で聴いて知っていたけどキッドマンの歌声は決して巧いとは言えないけど、それなりに頑張ってるな 〜でしたね。 

歌もさることながら彼女の美しさ 透き通るような白い肌 ブルーの目にブロンドの髪 男性ならずとも見惚れる美しさでありました。

ラストのショーは、事の成り行きでユァンも登場 うう〜ん 泣かせるね。 ユアンやニコール それにミュージカルファンには楽しい映画でしょうこれは劇場で観たかった。

      ★スターダスト。・∴・。゜☆ 


『シッピングニュース』(2001 アメリカ)

監督:ラッセ・ハルストレム
出演:ケビン・スペイシー/ジュリアン・ムーア/ケイト・ブラッシェット


厳格な父親にしつけられ、内向的な性格に育ったクオイル(スペイシー)。
冴えない男を絶妙な上手さで演じている。流石だ!! 最悪な妻役、これがまた、上品な役のイメージが強い「エリザベス」 でおなじみのケイト・ブランシェット、この役で悪女を見事に演じて 上品なイメージを吹き飛ばしてくれた。

あたしなんか あんた誰? ってもんで見たときは誰だかわからなかった。ニューファンドランド島に来てからのクオイルの表情がだんだん変わってくる。 ユーモアがあるわけでもなく、かといってとびきりの感動もない。 でも、見終わったとき、何故か心がホッ と暖かくなる映画だ。

さといも 2002.6.9  
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