みんなの部屋
目次
(クリックすれば該当の項にすすみます)
ザ・ビーチ
ザ・ハリケーン
リプリー
ナインスゲート
キャラバン
娼婦ベロニカ
ダンサー イン ザ ダーク
マグノリア
郡上一揆
キッド
初恋いのきた道
レンブラントへの贈り物
ザ・カップ
グラディエーター
ペイ・フォワード
めぐり逢えたら
ミッション・トゥ・マーズ
Uー571
リメンバー・エイプリル
ムッソリーニとお茶を
ジャンヌダルク
リトルダンサー
ハンニバル
キャスト.アウェイ
スナッチ
ひかりのまち
クロスファイア
X−MEN
『ザ・ビーチ』(2000.米)
監督:ダニー・ボイル
出演:レオナルド・デカプリオ
(さといも)
アメリカ人バックパッカー、リチャード(デカプリオ)は冒険を求めてタイへ
やって来た。そこでスコットランド人のイカレタ男(ロバート・カーライル)
ダフィに伝説の楽園"ビーチ"の話を聞く。
だが、その翌日、ダフィはビーチへの地図を残して手首を切って死んでいた。
リチャードはその地図に「今まで体験したことのない何か」を感じた。
知り合ったフランス人カップル、エチエンヌとフランソワーズを誘い
楽園の島"ビーチ"を探す旅へ出る。
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デカプリオを観たのはタイタニック以来、逞しくなった彼がそこにいた。
評判はイマイチと聞いていたが、快調なテンポと意外性に満ちたストーリー
の展開は、久しぶりに私を画面にくぎずけにしてくれた。
白い砂浜とエメラルドグリーンの"ビーチ"は美しく楽園そのもの、だが、
その楽園に惨劇が起きた。
サメに襲われ重症を負った仲間、苦しんでいる仲間を見捨てるという
むごたらしい場面、自分を失ってイカレたリチャードのデカプリオ
退屈な日常生活を逃れて見つけた楽園って、いったいなんだったんだろう。
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(ぷわら)
私「ハリケーン」って、デンゼル・ワシントンの
ボクシングの映画だろう、って思ってたんです。
ところがどっこい!
まあ、たしかにボクサーだし、ボクシングシーンもあるけど、
そしてボクシングに重要な意味がありますけど、
でも、もっともっと深い意味のある、映画でした。
「アメリカン・ビューティー」は、病んでるアメリカを
描いたとすれば、「ハリケーン」も、アメリカの
最も大きな、そして、最も都合の悪い部分を描いたのかも
しれません。
「ハリケーン」と「アメリカン・ビューティー」を
見比べたら、うーーーん、私は「ハリケーン」に
アカデミー賞をとらせたかったな。
見終わった時、とってもさわやかに大泣きしてました。
なーんて、めずらしく大マジメなぷわらに
なっちゃいました。
2000.11.16
父の急死の報せを受けて帰省したユーシェン。母は古式に則って町の病院から父の遺体を村まで担いで運ぼうと言っている。村長に説得するように言われたユーシェンだったが、母の一途な姿を見て、村の語り種になっている40年前、若き日の父母の恋物語に思いをはせる。 町からきた青年教師に一目で恋した村娘ディは、思いを言葉にする代わりに心を込めて料理を作った。青年教師はしかし町に戻らなければならなくなる。12月8日までには戻ると言って旅立った彼。ディはその日吹雪の 中で彼を待つが彼は戻ってこず、 彼女は病床に伏すことになる。村からの報せを受けた青年教師はとる物もとりあえず村に戻る…が、このためにその後、2年間町を出ることができなくなる。 ユーシュンは、「この父がやってきた道を母は一緒に歩きたいのだろう」と思い、大金を払って36人の担ぎ手を集めてくれるように村長に頼む。しかし、その日、父の教え子という100人が集まって担がせてくれと言い、誰もお金を受け取ることはなかった。 師範学校を出ながら、教師にならなかったユーシュン。母のため、父のため、帰る日の朝、1時間の授業を持つ、それは父の最初の授業の話だった。 米中合作映画で、2000年ベルリン国際映画祭銀熊賞受賞作品です。 結構面白かったよ。 |
「リメンバー・エイプリル」ごらんになりましたか?
これもまた、かわいいですよ。
じつは、これも戦争映画なんです。
真珠湾攻撃のちょっとあと。
舞台はカリフォルニア。
のどかな街に、ひとりの日本兵が漂着して
ひそんでいます。
ひそんだ場所が4人のかわいい男の子たちの「基地」。
男の子たちは、はじめは日本兵をみつけた手柄を
どうやって自慢しようかワクワクして、
戦争ごっこでもりあがりますが、
だんだん日本兵と心がかよってきて・・・
それにくわえて、日系人が強制収容される話もでてきます。
男の子たちの中のひとりが日系人で、強制収容されるんですが、
その別れがとてもせつなく、悲しい・・・
共演者に、「ベスト・キッド」のミヤギさん役の
パット・モリタさんが出てましたが、あの人、
いい役者さんですね。
これもまた、いい映画でした。
ぷわら 2001.2.12 TOP上へ
『ムッソリーニとお茶を』
「ムッソリーにとお茶を」は 私好みの映画でした(^。^)
主演女優人は みなさんかなりのお歳のようですが
とても個性的かつ魅力てきでした。
戦時下の異国(イタリア)で過ごす イギリスレディ達は
どんな環境におかれても イギリス流を くずさない
がんこさが こっけいで可愛い!おばさまたちでした。
元英国大使の未亡人が かっての夫の特権を利用して
外国人の保護を ムッソリーニに直訴に行き
一緒にお茶を飲んで 約束をとりつけるのですが
そんな約束は もちろん反古にされてしまうのです。
さまざまなエピソードがあるのですが
うまくまとめられませんので この辺で・・・
春蘭 2001.2.21 TOP上へ
『ジャンヌダルク』
監督;Luc Besson
ジャンヌダルクは、フランスを救った英雄ですが、その英雄を火あぶりにしてしまったということを、
どう弁解するかがフランス人にとって、落着かない問題です。
この映画もその一つの解釈を提案しています。
ジャンヌダルクは、「フランスを救え!」と神のお告げを受けた、と自称したのだが、
神が戦争(殺人)を命令するということが有り得るだろうか?という発想の映画である。
従ってこの映画は宗教劇に分類される。
この映画の主張は、ジャンヌダルクは自分の聞きたいと思ったことを聞き、
それを神の名を使って実行し、殺人の罪を犯し、その罪を神に責任転嫁したという意味で、
神を冒涜しており、火炙りの刑に該当する、というものです。
戦争における殺人も認めない、という思想は、まことに現代の思想であって、
この点で、この映画は1431年の時代再現ではありません。現代の価値観をもって
過去を裁くという、無理が感じられますが、このような無理は、
未来に対して、意味があると思いました。
伝説や神話の映画化は、現実に有り得ないような現象を如何に現代人に、
もっともらしく見せるか、という点がポイントになります。
背景の自然や建物を出来るだけ忠実に再現しようとするのも、そのためで、
この映画の時代考証もなかなかのものと感じました。
またジャンヌダルクの奇跡を当時の人々がどのように信じたのか?
信じなかったのか?という点もリアルに描けていた、と思いました。
結論として、宗教に関心のない人にはあまり面白くない映画だと思いました。
小林哲夫 2001.2.21 TOP上へ
『リトル・ダンサー』
「リトル・ダンサー」を見てきました。
「男の子がバレエ・ダンサーになりたいだとぉ!」と炭坑ストライキで失業中のパパは猛反対。
パパは「男はボクシングやフットボールで強い男になるもんだ」という持論の人。
でも、ビリーを虜にしたのは、"クラシック・バレエ"。バレエの先生だけがビリーの才能を信じていた。
女の子に混じって練習するのはとっても恥ずかしかったけど、それでもビリーは風呂場でも
学校へ通う道路でも休むことなく練習を重ねていく。
でも、家族の大事なお金をバレエなんかに
つぎ込んでいることがパパにばれてしまい、レッスンにも行けなくなってしまう。
しかし、バレエの先生は、ビリーの才能を失いたくないと、パパには内緒で
無償の個人レッスンをしてくれる。
先生と衝突しながらもメキメキと上達していくビリー。
ストライキが長引き、町中が暗く沈んでいる夜、友人と体育館に忍び込んだビリー。
それをパパが見とがめる。
そんなパパの前でバレエへの情熱をぶつけるかのように踊ってみせるビリー。
息子の才能に初めて気づいたパパが、息子の夢を叶えるために固めた決意とは…
いやあ、とっても良かったよ。パパの姿についつい涙しちゃったよ。
たこぼうP 2001.2.24 TOP上へ
『ハンニバル』
むふふふ。
観てきました。「ハンニバル」
そうなんです、せっかくだから、私の「彼氏」である、
レクター博士に会ってきました。^0^
まあほんと、おっそろしい映画でした。
おそろしいし、気持ち悪かった・・・。
「羊たちの沈黙」より、気味の悪さ度100倍でした。
こんどのクラリスは、やっぱりアタマのよさそうな、
ほっそりした美人でしたが、私は、どうしてもクラリスといえば
ジョディー・フォスターしか考えられず、
うーーーん、この映画、ジョディー・フォスターに
出演を断られた段階でつくるのやめときゃよかったのに、って
思いました。
「羊たち・・・」でのクラリスは、レクターにも愛され、
部長にも愛されてる、すてきな女性でしたが、
今回、その部長もいない。
部長との関係もけっこういい感じだっただけに、残念でした。
その代わり(?)ゲーリー・オールドマンがでてました。
でも、彼の持ち味は、あんまり出てなかったかな。
もっといい味だせるのに。
そして、結局この映画は題名が「ハンニバル」というだけに、
レクター博士のひとり勝ち、っていう感じでした。
考えられないくらい残忍なレクター博士なのに、
どーしてあんなに色っぽいんだろ???
もしかしたら、人間の心の奥に潜む「何か」がそそられる?
NYのタクシーは、屋根に広告を乗せているものが
けっこうあるんですが、その看板で、「ハンニバル」のは
レクター博士がにらんでて、コワイというか、不気味というか。
そういうのが街を走ってるって、オモシロイですね。
ラスト近くは、もう、正視できないくらいで、
目を覆ってましたら、会場から「ぎょえー!」て声があがったり
してました。
みなさま、いらっしゃるときは、覚悟がいりますぞ。
ああ、でも、やっぱりレクターさん、ステキー。
ぷわら^−^;2001.3.2 TOP上へ
「キャスト.アウェイ」(米/UIP)
監督 ロバート.ゼメキス
主演 トム.ハンクス/ヘレン.ハント
黒猫さんとか飛脚さんとか言った 時間が勝負の宅急便が仕事の主人公。
突然の飛行機事故で助かったとはいえ 今までの生活とはまったく違う
何もない無人島での生活 筋は単純ですが見所はいっぱいです。
ココナッツ一つ割ろうにも一苦労 まして飲み水 食べ物ときたら・・・
そして次は孤独との戦いです。
もう見ていて 彼がけがをする度に身体のあちこちが痛く、
次は心が切なくって・・ほとんどセリフは独り言。
それにしてもトム.ハンクス 25キロスリムになったとか。
その姿みるだけでもいいかな。
う〜ん、でも3度目のアカデミー賞はいかがでしょうかねぇ。
花水木 2001.3.4
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(のぞみ)
「キャストアウェイ」見てきました。
花水木さんのお奨めどおり
筋は単純ですが見所はいっぱいですね。
役作りで一年間で25キロの減量したという
トム・ハンクス 劇中ぷよぷよお腹が一変して
すっきりスリムになっているのはお見事(@_@)
無人島での一人の孤独より、文明生活に生還して
人に囲まれた中での空しさ・孤独の方が人間にとって
耐え難いというのは悲しいね。
トム・ハンクスと共のもうひとり(?)の出演者の
ウィルソン君が人気急上昇だそうです。
生還してからのパーティであふれるほどの残った
食べ物に悲しそうにする主人公・・・・
う〜む 私達も飽食の時代に毒されている。
今日の教訓
「物は大切にしましょうね」
のぞみ 2001.3.11
『スナッチ』2000 イギリス
監督・脚本:ガイ・リッチー
出演:ブラッド・ピット/ベネチオ・デル・トロ